研究に求められる倫理性とは? ー対象者に対する倫理的原則

臨床研究への道程

備忘録として臨床研究について学んだことを記します

今回は臨床研究に求められる対象者に対する倫理的原則について解説致します

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リスク・ベネフィット

医療に関わるものが最優先しなければならないことは

できるだけ大きな治療効果を挙げること

ただしできるだけ治療による有害事象を抑えること

この2つをバランス良く両立させることです。

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研究の計画段階で対象者にもたらしうる害と利益(リスク・ベネフィット)のバランスを欠いていないか、十分に検討することが必要です。

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インフォームド・コンセント

日本語では「説明と同意」とも訳されます。

医療業や介護業に従事される方には馴染みの概念ではないでしょうか?

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研究者は参加を検討している対象者に最大限の研究に関する情報を与えなければなりません。

例えば

研究の目的

研究に参加しても対象者個人の秘密は守られること

対象者の自由な意思で研究への参加・不参加を決めることができること

研究に不参加でも通常診療には何ら影響しないこと(不利益を被らないこと)

これらを対象者は説明を受けて、対象者の自由な意思で研究への参加・不参加(途中で不参加に変更することも含め)を決めれる状態にしなければなりません。

対象者の自己決定権を最大限尊重することが重要ということですね♪

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プライバシー保護(個人情報保護)

個人を特定できる全ての医療情報は個人情報に含まれます。

注意が必要なのは個人情報とは氏名や住所などだけに限らないことです。

仮に1つ1つの情報では個人の特定に結び付かずとも、それらを組み合わせることで個人の特定に結び付き、かつ、それらの情報に容易に同時にアクセスできるようであれば、それも個人情報と見做されます。

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最後に

今後も臨床研究に関して学んだことを記していきたいと思います

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ありがとうございました!!

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